反マスコミ
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反マスコミとは、テレビや新聞などのマスメディアに対し、必要以上に反感を抱くこと、またそのような人のことである。「マスゴミ」というネットスラングが広く使われているなどネットユーザーには反マスコミの傾向が顕著であり、反マスコミはネチズムの根幹をなす思想の 1 つである。
概要
マスコミ業界が抱える問題は非常に数多くあり、ネットでそれを指摘すること自体は正しいことである。しかし、マスコミに対する批判がエスカレートするあまり、マスコミが主張することは基本的に間違いであり、マスコミに叩かれるものこそが正しいと思ったり、偏向報道が酷いからといってネットのみを情報源にするなど本末転倒なことをしたりする人がいる。単なる意見の相違でマスコミ叩きをしているだけのことも多い。
マスコミ批判は熱心でも、ネット上における「祭り」「炎上」などと呼ばれる私的制裁には無批判であるか、(彼らの批判対象である) マスコミだって同じことをしているじゃないか、と開き直るネットユーザーがいる。マスコミのネット批判はネガティブ・キャンペーンだとして一切聞く耳を持たない人が多く、マスコミとネットは泥仕合の様相を呈している。
2ちゃんねると反マスコミ
2ちゃんねる度と反マスコミ度には強い相関関係が存在する。元々2ちゃんねるはネガティブなコメントが溜まりやすい雰囲気にあることと、ネットユーザーの反マスコミの傾向が重なっているものと思われる。
ネット右翼と反マスコミ
ネット右翼度と反マスコミ度には強い相関関係が存在する。ネット右翼の間では現代日本の大手マスコミでは主流ではない思想が正しいとされているから当然である。
オタクと反マスコミ
オタク度と反マスコミ度には一定の相関関係が存在する。マスコミのオタクバッシングに反発して反マスコミになる人が多いと推測される。
関連項目
外部リンク
- メディア・リテラシー - 愚民社会を考える
- TBSの津波警報の問題 - 愚民社会を考える
- ネットの可能性と現状 - 愚民社会を考える