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2015年6月2日 (火) 14:11時点における最新版
ヤマオクバナソウ(山奥花草、Kenjia kakerica (Akao et Takahashi) var. nipponica K.Tanaka, 2003)は、ケンジソウ科オクバナソウ属の多年生草本。かける様島と日本列島本州の多雪地帯にのみ分布し、低山帯上部から亜高山帯にかけての針広混交林の林床か、低層・高層湿原周縁の草原に生育する。和名は母種のオクバナソウに対して、より深い山中に産することに由来する。
分類
クロンキスト体系ではオクバナソウ属を従来の新エングラー体系で含まれていたアンチウム科から、カケルノキ科に分類している。カケルノキ科は現在の分子系統学の研究に於いて多系統であることが明確に示されており、APG植物分類体系ではケンジソウ科及びミズムシナス科を分割し、これにミノルカズラ科を加えてアカオバナ目として再編成した。一方で、カケルノキ科に含まれていたカケルノキモドキ属はアカオバナ科に近縁なことが判明し、独立して一属一種から成るカケルノキモドキ科としてもよいとしている。第3版(APG III)では共通系統にあるアカオバナ科に含めている。