顔面
かける様大学では慣例的に、インターネットコミュニティでのアバターを顔面と称する。 顔面はその人自らが指定したものの他に、他者によって描かれたものを当事者が採用した例や、オリジナルキャラクターをメアリー・スーと見做したもの、さらには一切の承諾が無いまま積み上げられた設定が年月を経て定着した例などがあり、一括して二次創作の題材となっている。
目次
かける様
体表が白色のヒューマノイドである。体毛は僅か7本ほどの頭髪と、鼻下の髭のみが認められる。オッドアイであり、右の瞳は白、左の瞳を黒とするが、これは眼鏡として解釈する説もある。耳は棒状であり、アンテナを想起させる。頬には深い掻き傷が刻まれており、凄惨な過去を忍ばせる。これらの特徴を、仮面・マスクとして解釈する説も一般的で、かける様大学開設当時は人間年齢でいう15歳であったことから、素顔を小生意気な少年に見立てて描く例がしばしば見受けられる。服装は通常、スーツに紫のネクタイを結い、これに加えてシルクハットにステッキを携えることもある。ステッキは片刃の仕込み杖であり、瞬時に愚民を切り裂くことが可能である。さらに、状況に応じて計六本まで腕を生やす様子が確認されている。この場合、スーツの袖もそれに応じて増えることで知られる。極限状態では千手観音のように、無数の腕を生やす可能性も示唆されている。性期の有無は不明だが、肛門は存在する。男性器を伴って描く例は多い。
- カケルサマ顔面.png
アフォ!
アフォ!自身が本来はかける様を中傷する意図で描いた作品を、いつしか当人の顔面として見るようになった。俗に〝ウンコヘアー〟とも称される、前面の撥ね上がった特徴的な髪型を象徴とし、これのみでアフォ!を指すことがある。服装は赤色のTシャツと青色の半ズボンを着用するのが通常だが、デフォルメを控えて頭身を高く描く場合には、同系色のジーンズが宛がわれる。この他に、身の丈を悠に超す〝馬鹿殺しの剣〟を武器に持ち、配下に数種類のスーパードラゴンを従える。
酸化砒素
すいはんきくんのデザインをそのままに、表情を畜生として描くのが通例である。昨今では著作権に配慮して、顔面を自由に描写する作品も見受けられる。既存のキャラクターが採用された珍しい例だが、これは酸化砒素の旧名がスイハンだったことに因る。
SYO
顔面の中でも特に起源が古く、作者自身が自画像として多数の作品を描いている。最も基本的な構成としては茶髪に紫色のスーツを着用したもので、典型的なホストクラブの男性従業員を想起させる意匠となっている。また、重度のナルシストという設定があり、表情は甘美さに満ちている。このほかに、時として作者の実際の服装が反映されることがあり、その都度流行の最先端を行く衣装と天性の美形でオーディエンスを賑す様は、かける様帝国のファッションリーダーと言うに相応しい。ライトノベル『とある魔術の禁書目録』(電撃文庫)シリーズに登場する垣根提督に似ているとの指摘もあったが、こっちの初出は2004年なんだから向こうがパクリ。
- SYO顔面.png
せあら
あおいと桃華という二つのオリジナルキャラクターを持つが、一般的にはあおいを顔面として見做す例が多い。あおいは身長162cmで、スリーサイズはB94-W59-H89の金髪猫耳オッドアイ巨乳美少女だが、現在は桃華と共に新たな設定が纏められている。
まさお
最も著名なブラウザクラッシャーであったcrashmeの背景にあるグリンピース(grin peas)を頭部として、チェックのシャツを着用する通称〝豆人間〟の一人として知られるが、この顔面が定着したのは後述の誤解に因る。豆人間の顔は全く以て共通的だが、痩身に一般的な衣服を着用したものとして描けば他者とは区別が可能である。
てくねちうむ
放射能を表すハザードシンボルを正面に記した円垂台の物体が頭部に相応する位置にあり、それ以下は白衣を模した衣類によって密閉され、包括して逆防護服と呼称する。外面は機能的に見て人間の形態に準ずるが、あくまで正体は一元素の単体であって、内部が密に満たされているかは不明である。ハザードシンボルは各々のパーツが変化・移動して表情を示すことが可能であり、その様子はアスキーアートの核家族に似る。
馬鹿殺し屋
山奥
未定だが、Twitterアイコンのアズマヒキガエルとは別のものになる可能性が高い。
十金属
かける様と同様に全身が白色のヒューマノイドだが、単眼である。瞳は青紫色であり、眼球は極めて大きい。ガリミア公国で自画像が公開されているが、衣装は部分的に写されているのみで判然としない。しかしながら、襟を立てた外套を纏っているとの説が有力で、これに倣ってトレンチコートを羽織る様子を描いた作品もある。
桃太郎V
リロ
悪
当初からオリジナルキャラクターであるギル・ハウトが顔面として見做されていたが、近年の調査で本人が別名義にハウトと記していた事実が明らかになった。これにより、現在ではメアリー・スーとして悪と物語上のギル・ハウトほぼ同一視されている。ギル・ハウトは青紫色の頭髪をした青年で、頭巾の付いた外套を纏う。容貌の詳細な設定は無い。ギル・ハウトに関するこの他の設定は悪の創作に登場する人物の一覧を参照されたい。
- 悪顔面.png
KEL
ホッケーマスクに似た暗灰色の仮面で顔を覆い、ぼさぼさの髪にしばしばソフト帽を被っている。特定の服装は無いが、当時は時代が時代なので長袖の上に半袖(あるいはそういう一つの袖)を着る様子が多かった。ボトムスはジーンズかチノパンで、靴はスニーカーを履いていた。時折、仮面の下から瞳が覗いたり、襟の経ったコートを羽織っていたりする。武器にはナイフを好んだ。
通りすがり
かける様大学内でも屈指のクレイジーガイ。土色をした面長の顔に、青色のビニールテープを裂いて作ったようなボンボンが被さっており、橋の下に散らかっていそうな襤褸切れを衣類の代わりに首まで巻いている。おまけにやや寄り目で、ひょっとこの様に口先がひん曲がっている。元は作者のメアリー・スーであるライノスというオリジナルキャラクターの絵だったが、あまりにも強烈な見た目だったのでネタとして一気に定着してしまった。本人はそれが原因で姿を見せなくなったが、現在でもごく一部で非常に根強い人気を持つ。ついでに鍛冶屋であり、ありとあらゆる武器を扱う厨設定のために多くの武器を有するが、その中でも〝魔剣ヴォルケーノブレード〟は馬鹿殺しの剣と並び称されるほどの代物らしい。氷属性だったような?
クルミ
Rパウチ
自画像を公開しているが、デフォルメが成されていないために二次創作の対象とはなっていない。エリまんはRパウチを描くにあたって相当難儀したようで、最終的に●←をRパウチとすることで収め、以後はそれが定着している。
エリまん
キーズ
くそ絵師
顔文字(^--^)
ガーマー
金糸雀
ミレニア
安倍光明
シドニー
?ブロック
あぼ
ムヒにより、タロットカードの企画で一枚のみ描かれている。
ムヒ
赤尾正人
容姿は中学生ちゃんねるで公開された写真に基づく。
高橋賢児
容姿は過去に公開された写真と動画の内容に基づく。
- けんじさま顔面.png
CAKERU
茄子手水蟲
ドット絵の自画像が公開されていた。頭部はたらこ唇の茄子であり、でっぷりとした体躯の汗かきだったかな。
まさとし
ネオケンジこくこくみん
元祖豆人間で、首から下は筋肉モリモリマッチョマンの変態。まったくの全裸か、かろうじてブーメランパンツを履いている場合がある。悪がネオケンジこくこくみんとまさおを混同したので、結果としてまさおも豆人間として表されるようになった。
首謀者
公書記長
カリーニンの容姿を基にした顔面が提案されている。